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2007年11月27日(火) 
始発ののぞみN700系で姫路まで戻る途中、乗り換えのため新神戸駅で下車した。時刻は午前8時半。「横浜から神戸に通勤できるじゃん」とかアホなことを考えながらふと目に止まったのが駅弁のボックス。

新神戸駅の駅弁は、神戸牛と明石のタコが名物。「すきやき弁当」や「ステーキ弁当」、「たこつぼ弁当」などが美味しい。でも神戸に新幹線を使うことも少なく、また弁当がすぐに売り切れるのも有名で、ついぞ口にしたことがない。この時間ならソールドアウトもないだろうと、売店をのぞき込んだ。

残念ながら「すきやき系」はすべて売り切れ。「たこつぼ」はあったけど炊き込みご飯の雰囲気でもない。売店のおばちゃんが「ステーキ弁当ありますよ」って声を掛けてくれたので、リッチに1200円の弁当を頼んだ。しかし...ひとつしかない。持ち帰って奥さんとお昼に食べようという計画。最近留守が多いので、タイミングを見計らってはご機嫌を取らなくてはならない宿命。ひとつでは困るのですぅ~。

するとおばちゃん、「お客さん、お時間ありますか?」と聞かれるので乗り継ぎだと告げると、やおら携帯を取り出し向かいのホームに電話。在庫を確認して階段を下りた改札フロアで受け渡しすることにして、バタバタと店を施錠し勢いよく階段を駆け下りた。瞬間の判断、敏捷な身体のこなし...ただものではない。

向かいのホームからも、弁当を入れたビニール袋を手にもうひとり(ちょっと若め)のおばちゃんが駆け出す。見事なコンビネーションだ。しかし、しばらくしてもおばちゃんが帰ってこない。列車の到着を告げるアナウンスがホームに響く。おばちゃんは間に合うのか!!

改札からの階段に、見覚えのある左手が、そして上半身、また全身が...「おばちゃんや!!」
ダッシュに絶えられなかったのか、肩で息をするどころか全身で呼吸している。それでも弁当の袋をはなさず、しっかりにぎって一歩一歩売り場に歩を進める。凄い根性だ、やはりただものではない。

「ありません」の一言で済むのに、お客さんのことを思って精一杯頑張ってくれたおばちゃんに、こたつは感動を隠せませんでした。喜んでくれる人がいるから頑張る。そんな言葉を身体をかけて教えてくれた新神戸駅弁のおばちゃんに感謝と尊敬のブログを捧げます。

かくして奥さんのご機嫌は、気持ちのこもった美味しいお弁当のおかげで、本日も上々なのでありました。

閲覧数2,877 カテゴリ日記 コメント3 投稿日時2007/11/27 08:49
公開範囲外部公開
コメント(3)
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  • 2007/11/27 09:31
    いろりさん
    すばらしくあったかいお話し・・
    なかなかそこまでできる人は少ないでしょう。
    見習いたいものです。
    次項有
  • 2007/11/27 12:44
    まっちさん
    神戸の駅弁ボックス、いい感じですねえ。いいお話し、ありがとうございました。
    次項有
  • 2007/11/28 00:44
    すきやき弁当 ステーキ弁当 すぐに売り切れるのが痛いですよね

    また新神戸駅を利用することも少なく 買う機会もなかなかありません 

    でも数年前 横浜に法事に行くときこっそり食べましたねぇ  ばあやにはナイショですが

    でもおばちゃんの機転 チームワーク 最高のご馳走でしたね   あったかくなりました
    次項有
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