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2014年09月17日(水) 
9月7日(日)の続きです。

ユンボが鳥居の外に去り、道具もあらかた片づけられて、やりきった感の中、
参道の途中にある石橋の奥と手前で、見た目が違いすぎる状態を見て、一言言ってしまった。
私「こっちもきれいにしたいよなぁ。でももう道具洗ってしもた。」
女性「持ってくる?ブラシならすぐ洗えるし。」
背中を押された感じがした。このまま終わってしまうか?やるなら今!

急いで鳥居の外まで戻り、洗い終わったブラシを全部持って戻る。
水で濡らしてこすり始める。他の人も手伝い始めた。
ネコ隊も戻ってきて、ポンプでくみ上げた水を溜め、参道に流す。
誰に指示されたわけでもない。みんなが状況を見て、できることをやる。
素晴らしいチームだと思った。たった1日で連帯感まで生まれる。

おかげで土や小石が洗い流され、みるみるきれいになる!
「泥だらけの長靴で歩いてごめんなさい!」
そう言いながら参道を歩く人が出るくらい、ピカピカになった!

よく見ると、参道の表面には苔が生えていた。
もともと湿気が多い場所なんだ。そういえばお社のまわりも苔がいっぱいだったな。
幾筋もの白く削れた跡は、スコップで土砂をすくったせいだった。
生々しい傷跡も、少しすればわからなくなるだろう。

「これ以上流すと、下の民家に流れてしまうから、そろそろ終わりにしよう!」
リーダーの止めにハッとした!そうだった。積み上げた土のうで水は川のほうには流れず、
参道を下って鳥居から道路に流れ出していた。途中だが、ここまでにしよう。

今度こそ終わり。ブラシをもう一度洗って、自分の荷物を持ち、鳥居から出る。
道具をネコに積んで山を下り、最後に地元の方々とご挨拶。ねぎらいと御礼を頂きました。
私たちも「ありがとうございました。」と頭を下げる。
みなさんと記念撮影も撮りました。着替えを済ませ、荷物を乗せてバスに乗り、お別れ。
撤収は予定より1時間ぐらいオーバーしていました。


最後に、感動のエピソードがあります。

メンバーの中でおひとり、公民館で整体のボランティアをされていた方がいらっしゃいまして、
私たちが山から下りた後、その方が神社の様子を見に行ったそうです。

その時、神社のすぐ下にあるお寺の住職さんが出てこられて、お話された内容です。

「みな、自分の家の片づけで精いっぱい、農家さんはこの時期、ちょうど稲刈りとも重なり、
その稲刈りも既に1週間遅れています。

そんな状況の中で、神社の修復にとりかかるには、早くても数ヶ月先になってしまうだろう、
とりかかったとしても、大勢の人手が必要になるので、何日もかかるだろうと思っていたところに、
大阪からたくさんの人たちが来てくれて、たった1日でこんなにきれいにしてくれました。

この神社は毎年10月に例祭をやるのですが、この災害で今年はできないと思っていました。
これでできる目処が立つかもしれません。本当にありがとうございました。」

住職さんは目に涙を浮かべて合掌したまま、ずっと見送られていたそうです。

そのお寺も、土石流の直撃を受け、お寺で流れが止まったことで、下の集落が助かったらしいです。
ようやく土砂の撤去が終わったところに、私たちが応援に来たということでした。

私も佐用で経験しましたが、住民のみなさんが一番ありがたいのは、作業をやりきることではなく、
前に進む勇気と希望を与えてくれることなんだそうです。
被害の大きさに絶望感でいっぱいの気持ちが、手伝ってくれる人がいることで切り替わる。
これこそ、復旧支援活動の活動意義なんだと、再認識致しました。

例祭日は10月9日。
住民のみなさんが、元気にお祭りできますように。

(おわり)

閲覧数647 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/09/17 06:44
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